TOKYO 働き方改革宣言企業

卸売業,小売業
シーメンス株式会社

本社所在地:品川区

ワークとライフの調和に取組み、社員一人一人が活き活きと輝き、働きがいをもつ会社となり、Ingenuity for Lifeー生活を向上させるイノベーションを通じ、社会発展・問題解決に貢献してゆきます。

宣言書

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働き方改革を日本における成長戦略に掲げる

ドイツに本社を置き、世界各国において幅広い事業を展開するシーメンス株式会社。日本においても、130年以上の長きにわたり発電分野や産業機械分野などの事業を展開している。同社の現社長就任時に、日本における成長戦略として掲げられた強化計画の一つが、「ライフ・ワーク・バランス」に関するものだった。全社横断のチームによって、労働組合とも協調しながら「在宅勤務」や「テレワーク」、「有給休暇」の取得促進など、働き方と休み方の改善が両輪で進められた。同社では社員一人ひとりの「オーナーシップカルチャー」という理念が根付いている。オーナーシップカルチャーとは、会社のオーナーの一人であるという責任を持ち、自ら考え行動するということ。自らが働き方を見直し改善するという取組は、オーナーシップカルチャーの理念と共通するものとして社員にスムーズに受け入れられ、改革を進める上での大きな支えとなった。

取 組 内 容

働き方の改善

・業務・承認プロセスを見直します。

・在宅勤務・テレワークの活用により生産性向上・ワークライフバランスの実現に取組みます。

・かけた時間でなく、限られた時間で効率的にアウトプットを出す行動を評価します。

休み方の改善

・計画年休・有給取得奨励日を設定し、有給休暇の取得を促進します。

社員の自主性を大切に、
Work From Home(在宅勤務)がスタート

同社では約半年間のトライアル期間を経て「Work From Home制度」を導入。トライアル期間終了後に行われたアンケートでは、「通勤時間がなくなったことでゆとりができた」「家族が急な病気になっても近くにいられ、心の平安が持てる」など、9割を超える社員がポジティブな変化があったと回答。一部の社員からは導入に不安の声もあったが、「不具合があればその時に解決策を考えよう」と話し合いを重ねて制度の導入に至った。この背景には「オーナーシップ」を大切にする、という理念が社員間で共有されていたことも大きい。

奨励日で有給休暇の取得促進。日本人の意識変革が課題

同社では有給休暇取得奨励日を設定し、祝日のない6月等に休むことを全社メールで促している。その効果もあり取得目標である70%は達成したが、ドイツの赴任者からは、「なぜ、休まない?」と不思議がられるという。オーナーシップカルチャーの下、より一層の社員の意識変革を促しながら有給休暇の取得促進に取り組んでいる。

経営者・人事担当者のインタビュー

藤野 久美子 ヒューマンリソーシスヘッド

オーナーシップカルチャーに支えられ、 働き方改革を推進

当社の働き方改革に大きく影響したのが、「オーナーシップカルチャー」です。最近は採用活動において「働き方改革ではどのような取組をしているのか」と必ず学生達に質問されますが、働き方改革と一緒にオーナーシップカルチャーの話をすることで、当社の社風を理解することにもつながっていると感じます。

働き方改革、
現場の生の声を聞きました!

邉見 淳 アカウンティング&コントローリング部

様々な制度利用で、子育ても仕事も充実

育児休業から復職し、現在は、子供が小学校を卒業するまで利用できる短時間勤務制度を活用しています。以前から育児・介護のための在宅勤務利用はできましたが、育児・介護という特定の理由がなくとも全社員が利用できるようになり、Work From Homeを気兼ねなく利用できるようになりました。