TOKYO 働き方改革宣言企業

運輸業,郵便業
株式会社青和運輸

本社所在地:足立区

従業員数:150人(2020年8月時点)

株式会社青和運輸

従業員が実感できる充実した職場環境づくりを目指し、業務効率化や生産性向上を図るため、長時間労働の削減と年次有給休暇の取得促進に向けた働き方・休み方の改善に全社員で取り組みます。

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環境整備や意識改革で、長時間労働の是正を推進

 株式会社青和運輸は、貨物自動車運送業を軸に、関東甲信越圏へと事業拡大。グループ企業として観光バス、旅行部門なども展開している。従業員のうち約130名は、トラックの運送やフォークリフトを動かすなどの荷役作業を行っている。
 働き方改革関連法の制定を踏まえ、働きやすい環境を整備し、長時間労働の是正に取り組むために「TOKYO働き方改革宣言企業」に参画した。運行状況や健康状態をデータ化して管理職に共有。管理職を対象に働き方改革セミナーを年6回開催するなど、管理職にドライバーの労働時間の管理を意識させている。また、グループウェアで有給休暇取得状況を可視化し、有給休暇取得を促進している。

取 組 内 容

働き方の改善

・管理職を対象に働き方改革に関するセミナー等を受講させ、理解を深めます。

・業務の効率化を推進いたします。

休み方の改善

・年次有給休暇を計画的に取得する仕組みをつくります。

・管理職を対象に働き方改革に関するセミナー等を受講させ、理解を深めます。

・年次有給休暇の状況を「見える化」します。

当社の働き方改革①

デジタルタコグラフの活用で運行管理を効率化

 運送業において、ドライバーの生産性向上は欠かせない。トラックなどにデジタルタコグラフ(運行記録計)を導入。ドライバーが出庫、荷下ろし、休憩、帰庫などの際、ボタンを押すとデータ化され日報として記録されるようになった。毎朝の点呼では、ドライバーの血圧や体温も測って記録し、健康管理の大切さについても積極的に呼び掛けている。
 労働時間短縮に抵抗があった社員も、肉体的に楽になったことで、働き方改革への理解が進み、事故も減少している。

当社の働き方改革②

荷主と連携し、ドライバーの待機時間を削減

 これまで納品先で荷下ろしや積み込みを行う際、時には5~6時間待つこともあった。働き方改革の推進には荷主との連携が欠かせないと考え、ドライバーの待機時間などをデータで示しながら、労働時間の削減や荷下ろしの時間の厳守をお願いし、運送業界特有の長時間労働の解決につなげた。
 労働時間の短縮には、輸送の高速化も重要である。高速道路利用のメリットと、利用料を比べ、高速道路の利用を優先するなど、ドライバーの肉体的負担の軽減に努めている。

INTERVIEW

榎本禎雄取締役

「きつい職場」というイメージを変える

 ドライバーは「運転するほど稼げる」という感覚で、減収への不安から働き方改革への抵抗がありました。管理職の意識改革やドライバーの時間管理の徹底に努め、労働時間を短縮しても賃金を減らさないよう、無駄な作業を一つひとつ省くことから始めました。「運送はきつい職場」というイメージを変えることで、採用活動への好影響も期待しています。

羽鳥正志経理管理統括本部 課長

ドライバーの表情がイキイキ

 前は帰庫したドライバーが疲れきっていましたが、今は表情がイキイキしています。私自身も仕事の効率化を図り、17時半に会社を出て、家族と夕食が取れるようになり、犬と散歩に行く余裕も生まれました。管理職として、ドライバーの時間管理が大切と考えています。働き方改革の取組に関する現場の質問には、すぐに答えられるようにしています。