TOKYO 働き方改革宣言企業

学術研究,専門・技術サービス業
株式会社ピー・ディ・シー

本社所在地:八王子市

従業員数:16人(2020年8月時点)

株式会社ピー・ディ・シー

従業員が健康で安全に働ける職場環境、またライフスタイルに応じた柔軟な働き方を実現することで、社員の生活の安定に取り組みます

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ICT化によって健康で安全に長く働ける企業へ

 株式会社ピー・ディ・シーは国内外の空港などでの公共事業を中心に、土木設計や測量を手掛けている。空港での深夜業務や災害地等危険地域での業務が多く、社員の平均年齢も50歳と高い。体力的に業務が年々厳しくなるという課題があり、健康で安全に長く働ける環境を整え、人材の定着と新しい人材の採用を目指して「TOKYO働き方改革宣言企業」に参画した。
 社員のスケジュールをクラウドで一元管理するなど、ICT化を推進し、業務負荷をコントロール。2020年には最新の測量機器も導入し、作業工数の大幅削減を目指す。
 時差出勤や在宅勤務も導入し、柔軟に働ける環境を整備。夏季休暇の3日間は7~9月の間で柔軟に取れるよう就業規則を改定するなど、休み方の改善にも取り組む。

取 組 内 容

働き方の改善

・残業時間削減に向かって、管理職を含め全社員の意識改革をはかる

・業務分担の見直しや業務効率をあげることで、残業時間削減をすすめる

休み方の改善

・閑散期において有給休暇を取得しやすい環境をつくる

・夏季休暇の柔軟な取得を進める

・時間単位で有給休暇が取得できるよう制度改正をする

当社の働き方改革①

生産性向上へ、最新鋭の機器を導入

 生産性を高めるための投資を積極的に進めている。別々の現場に散っている全社員のスケジュールをクラウドで管理し、社員の業務量を確認。負担が大きい担当者には応援を出すなど、柔軟な対応を図った。ドローンによる測量も取り入れ、災害現場など危険地帯での負担を減らした。
 測量作業のスピードアップを図るため、2020年秋に最新鋭の3Dレーザースキャナーを導入。これまで人力で1日がかりだった測量が、1時間程度に短縮できる見通しが立った。

当社の働き方改革②

有給休暇の取得状況を管理職に可視化

 真面目で職人気質の社員が多く、当たり前に残業したり、休暇をなかなか取らなかったりする風潮があった。社長が「休むのも仕事」と音頭を取り、管理職から意識改革を図った。1年ほど前から月1回の管理職会議で、全社員の有給休暇取得状況と残業時間をまとめた表を配って可視化し、業務分担の見直しなどにつなげた。
 工事の繁忙期には有給休暇が取りづらい分、4~6月の閑散期にまとめて休むように声を掛けるなど、有休を取得しやすい環境を整えている。

INTERVIEW

代表取締役 小倉 裕 氏
小倉 裕代表取締役

強い思いで、改革の旗振り役を務める

 若いときのように残業ばかりでは体がもたず、働き方を大幅に見直して、生産性を高めるために「TOKYO働き方改革宣言企業」に参画しました。小さい会社なので、私が改革の旗振り役を務めています。仕事を開拓して働き方改革に理解がある元請けを選ぶようにして、業務改善に役立つ機器があれば自ら交渉して取り入れています。

設計部主任 長谷部雅子氏
長谷部雅子設計部主任

オンとオフをしっかり切り替え

 家が遠いので、時差出勤制度を活用して始業から30分遅れで出社しています。通勤ラッシュを回避でき、朝の時間に余裕ができたのはうれしいです。また、終業時間になると上司が帰るように促してくれるので、オンとオフの切り替えがしっかりできます。最新システムの使い方も覚えて技術を高め、業務の効率化につなげたいです。